デジタルツイン(※1)技術で物流DXを支援するDatumix株式会社(本社:東京都豊島区、代表取締役:鈴木 智之)が販売代理するLeeap Labs社の「レベルプランナー」が、アメリカ・メリーランド州で4月4日(現地時間)に開催される The Maryland Innovation Lab 主催の「イノベーション ブートキャンプ&ピッチ」において、世界600社の中から選ばれた9社のソリューションのひとつに採択されたことをお知らせします。
※1:デジタルツイン
現実の出来事をデータとして取り込み、それをもとに仮想空間に現実の「双子」を作り出す技術です。これにより現実では再現が難しい危険な状況や災害、高価な機器の効果検証などが、仮想空間上で詳細に検証できるようになります。
▼ The Maryland Innovation Lab主催「イノベーション ブートキャンプ&ピッチ」
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・「イノベーション ブートキャンプ&ピッチ」とは?
▼ The Maryland Innovation Labによる公式プレスリリースはこちら
イノベーション ブートキャンプは、ロンドンに本社を置くテクノロジー・プラットフォーム企業のL Marks 協力のもと、The Maryland Innovation Lab が主催する3 日間のブートキャンプとピッチイベントの一体型イベントです。
本イベントにはサステナビリティ、脱炭素、サプライチェーンと流通プロセス、消費者の行動と体験の理解へのアプローチを次世代のテクノロジーで革新するために世界600を超えるスタートアップから9つの起業家が参加。
メリーランド州に拠点を構える3社の企業パートナーの課題にカスタマイズした自社ソリューションの活用事例を、ワークショップの形で企業パートナーと協力して作成し、業界および政治のリーダーたちに向け、最終日にピッチイベント形式で発表します。
その後、企業パートナーが最も興味深い企業を選び、10週間の検証プログラムを通じて独自のユースケースを試験運用する機会が提供されます。
・Datumix販売の「レベルプランナー」とは?
「レベルプランナー」の大きな特徴は下記の2点です。
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従来困難だった短期での正確な需要予測を「需要センシング」という技術で大きく改善
*需要センシング=天候や交通情報、経済情報やイベント行事などの外部の様々なサプライチェーン関連のデータと企業の過去実績データを併用することで、従来難しかった短期での高精度な予測が可能
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本来は実行の効率化や生産性向上・コスト削減に用いる実行オペレーションをデジタルツインとAIで融合したモデル化技術を、将来の正確な供給調整*シミュレーションとして計画フェーズで用いる。「実行系データ」を計画系に活用し、需要変動を吸収するスコープを計画系まで広げることで、精度の高い損益予測と実行可能な正確な計画の作成が可能に
*供給調整=製造、調達、在庫、輸送などの独立した各モジュールから成り立つ
レベルプランナーはこれらの特徴を備え、通常、変動する需要変動を予測し続け、その度に変更差分に対して供給調整を行います。
需要予測結果を、通常ベテラン社員のみが経験と勘を頼りに行う供給調整を自動化したモデルへの入力とすることで、需要変動の差分の認識から、施策としての供給調整までを一気通貫で提供します。
▼『レベルプランナー』のコントロールタワー 詳細はこちら
▼『レベルプランナー』の倉庫モジュール 詳細はこちら
▼『レベルプランナー』に関する過去のプレスリリース
・選出の背景
当社の販売する「レベルプランナー」は、サプライチェーン課題に関連する最新ソリューションとして様々なピッチイベントに選出されてきました。
例えば東ヨーロッパを中心にコカ・コーラ社製品の製造・流通・販売を管轄するCoca-Cola HBC社によるイベント「Coca-Cola HBC Logistics Summit 2023」では、サプライチェーン課題に関連する最新イノベーションに選出され、課題解決への議論が繰り広げられています。今回の選出は、このような取り組みが評価されたものです。
▼参考リリースはこちら
・チケット購入に関して
▼「イノベーション ブートキャンプ&ピッチ」チケット購入はこちら
本イベントのチケットの購入方法、価格、購入可能な期間など、詳細情報については、上記の公式サイトをご参照ください。
本イベントはサステナビリティ、脱炭素、サプライチェーンと流通プロセス、消費者の行動と体験の理解へのアプローチなど、幅広い分野での専門家、起業家、そして次世代テクノロジーでのイノベーションを愛する人々にとって、貴重な学びと交流の機会となります。
皆さまの参加を心よりお待ちしております。
・デジタルツインとAIを活用して、世界をより良く変えたい
Datumix株式会社 代表取締役・鈴木 智之氏
産業界で使われる様々なシステムには歴史があり、リアルタイム性を前提とする新しい技術のデジタルツインをそのまま導入することは、システムだけではなくすでに確立した運用体系やワークフローの観点から見ても難しいものです。
これは、ビジネスの収益性を大きく改善・向上できる最適化の余地の大きさを意味しており、近年飛躍するAIの技術を掛け合わせると、その可能性は計り知れません。
テクノロジーの進化と日々の学びや顧客の声から、現在と半歩先に見える、この余地を最適化させた場合の差分の経済効果やスコープは拡大し続けており、この鮮明な描を実現するために次世代テクノロジーによるイノベーションに邁進することが、世界をより良く変えることへつながり、ひいては、VUCA時代にサプライチェーン・ビジネスを”Future-Proof=将来保証”できるソリューションを実現することに繋がると信じて日々取り組んでいます。
・Datumix株式会社について
シリコンバレーを拠点とする「Datumix Inc.」は2017年5月に設立されたAI開発企業です。デジタルツインとAI技術を組み合わせ、物流業界を中心に、最先端のDXソリューションを提供しています。
Datumix株式会社は2018年8月に設立された日本法人で「Datumix Inc.」の子会社にあたります。米国と日本の両拠点から世界中の最新の論文や事例を収集し、日本国内に導入しています。
代表者: 鈴木 智之
所在地: 〒170-0013 東京都豊島区東池袋1-34-5 いちご東池袋ビル6F
URL: https://datumix.co.jp/
事業内容: 物流業界向けDXコンサルティング、開発